目的格(me / you / him / her など)

me / you / him / her など、動詞や前置詞の後ろに置く目的格を学ぶ。

説明

目的格とは、動詞前置詞目的語として使う代名詞の形です。

me / you / him / her / it / us / them の7つがあり、動詞や前置詞の後ろに置きます。(例: help me / call him / for them)

主格(I / you / he / she...)は主語として文頭に、目的格は動詞や前置詞の後に使い分けます。「私を」「彼に」など「を・に」がヒントです。

I と me、he と him のように、主格と目的格で形が変わる代名詞が多いため、セットで覚えることが重要です。

今回のゴール

  • 主格と目的格の対応を理解する。
  • 動詞の目的語として目的格を使える。
  • 前置詞の後ろで目的格を使える。

主格と目的格の対応を理解する

文法ルール

主格は主語として文頭に置き、目的格は動詞や前置詞の後ろに置きます。主格と目的格の対応関係を理解し、正しく使い分けることが重要です。

主格と目的格の対応

主格(主語)目的格(目的語)
Ime
youyou
hehim
sheher
itit
weus
theythem

例文

I like it.

私はそれが好きです。

解説: I は主格(主語)、it は目的格(目的語)として使用。

He helped me.

彼は私を助けました。

解説: He は主格(主語)、me は目的格(目的語)として使用。

They called us.

彼らは私たちに電話しました。

解説: They は主格(主語)、us は目的格(目的語)として使用。

動詞の目的語として目的格を使える

文法ルール

動詞の目的語(「〜を」「〜に」にあたる部分)には必ず目的格を使います。help me / call him / love her / like them など、動詞の後ろに置く代名詞は目的格になります。

例文

Could you call him later?

後で彼に電話してもらえますか?

解説: 動詞 call の目的語として目的格 him を使用。

Please help us.

私たちを助けてください。

解説: 動詞 help の目的語として目的格 us を使用。

I love her.

私は彼女を愛しています。

解説: 動詞 love の目的語として目的格 her を使用。

前置詞の後ろで目的格を使える

文法ルール

前置詞の後ろには必ず目的格を使います。with me / for you / to him / about her / from us など、前置詞と代名詞を組み合わせる場合は目的格を選びます。

例文

This is for him.

これは彼のためのものです。

解説: 前置詞 for の後ろに目的格 him を使用。

Please give it to me.

それを私にください。

解説: 前置詞 to の後ろに目的格 me を使用。

She came with us.

彼女は私たちと一緒に来ました。

解説: 前置詞 with の後ろに目的格 us を使用。

つまずきポイント集

Me like it.

I like it.

解説: 主語には主格を使います。

He helped I.

He helped me.

解説: 動詞の目的語には目的格を使います。

This is for he.

This is for him.

解説: 前置詞の後ろには目的格を使います。

まとめ

  • 主格は主語、目的格は動詞・前置詞の後ろで使うことを理解した。
  • me / you / him / her / it / us / them を正しく使い分けることを理解した。
  • 主格と目的格の対応表を覚えることを理解した。

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