付加疑問・同意(aren't you? / So do I)

確認や同意を簡潔に伝える付加疑問と応答の型を身につける。

説明

付加疑問とは、「〜ですよね?」と確認する表現です。

文の最後に短い疑問を付けて、確認や同意を求める表現です。

「〜ですよね?」「〜でしょ?」という意味で、会話でよく使われます。

基本ルールは「肯定文には否定の付加疑問、否定文には肯定の付加疑問」です。

今回のゴール

  • 付加疑問の基本ルール(肯定↔否定の反転)を理解する。
  • be動詞・一般動詞・助動詞での作り方を使い分けられる。
  • So do I / Neither do I などの同意表現も理解する。

付加疑問の基本ルール(肯定↔否定の反転)を理解する

文法ルール

付加疑問は文の最後に短い疑問を付けて確認や同意を求める表現です。「肯定文には否定の付加疑問」「否定文には肯定の付加疑問」というルールで反転させます。「〜ですよね?」「〜でしょ?」という意味になります。

例文

You are happy, aren't you?

あなたは幸せですよね?

解説: 肯定文(You are happy)に否定の付加疑問(aren't you?)を付けます。

You aren't busy, are you?

あなたは忙しくないですよね?

解説: 否定文(You aren't busy)に肯定の付加疑問(are you?)を付けます。

Tom is kind, isn't he?

トムは親切ですよね?

解説: 付加疑問では主語を代名詞(he)に置き換えます。Tomのままにはしません。

be動詞・一般動詞・助動詞での作り方を使い分けられる

文法ルール

付加疑問の作り方は文の動詞によって変わります。be動詞の文ではbe動詞を使い、一般動詞の文ではdo/does/didを使い、助動詞(can/will/shouldなど)の文ではその助動詞を使います。

例文

She likes coffee, doesn't she?

彼女はコーヒーが好きですよね?

解説: 一般動詞 likes(三人称単数)なので、付加疑問は doesn't を使います。

He can swim, can't he?

彼は泳げますよね?

解説: 助動詞canがあるので、付加疑問もcan't(canの否定)を使います。

They don't know, do they?

彼らは知らないですよね?

解説: 否定文(don't)なので、肯定の付加疑問(do)を使います。反転させます。

So do I / Neither do I などの同意表現も理解する

文法ルール

相手の発言に同意するとき、肯定文には「So + 動詞 + I」、否定文には「Neither + 動詞 + I」を使います。動詞はbe動詞、do/does/did、助動詞のいずれかで、元の文に合わせます。

例文

"I like coffee." - "So do I."

「私はコーヒーが好きです」「私もです」

解説: 一般動詞likeなのでSo do Iを使います。「私も好きです」という同意。

"I am happy." - "So am I."

「私は幸せです」「私もです」

解説: be動詞amなのでSo am Iを使います。be動詞の場合はそのまま使います。

"I don't like tea." - "Neither do I."

「私はお茶が好きではありません」「私もです」

解説: 否定文なのでNeither do Iを使います。「私も好きではない」という同意。

つまずきポイント集

You are happy, are you?

You are happy, aren't you?

解説: 肯定文には否定の付加疑問を付けます。

She likes coffee, does she?

She likes coffee, doesn't she?

解説: 肯定文なので否定の付加疑問 (doesn't) を使います。

Tom is kind, isn't Tom?

Tom is kind, isn't he?

解説: 付加疑問では主語を代名詞 (he) に置き換えます。

"I like pizza." → "So like I."

"I like pizza." → "So do I."

解説: 一般動詞の同意表現は So + do/does/did + 主語 の語順。

He can swim, doesn't he?

He can swim, can't he?

解説: 助動詞 can があるので、付加疑問も can't を使います。

"I don't like coffee." → "So do I."

"I don't like coffee." → "Neither do I."

解説: 否定文への同意は Neither を使います。So は肯定文への同意。

まとめ

  • 付加疑問は「肯定文 + 否定の付加疑問」「否定文 + 肯定の付加疑問」の形で反転させて確認や同意を求める。
  • be動詞・一般動詞・助動詞によって付加疑問の作り方が異なり、主語は代名詞に置き換える。
  • So do I (肯定への同意)、Neither do I (否定への同意)は会話でよく使う。

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