形容詞+前置詞の組み合わせ

be good at / be afraid of など、よく使う形容詞+前置詞のセットを身につける。

説明

形容詞 + 前置詞とは、前置詞とセットで使う形容詞表現です。

特定の形容詞は、後ろに決まった前置詞を伴って意味が完成します。誤った前置詞を使うと伝わらないため、まとまりで覚えましょう。

よく使う組み合わせ:

表現意味
good at〜が得意I'm good at math. (数学が得意)
interested in〜に興味があるinterested in music (音楽に興味がある)
afraid of〜が怖いafraid of dogs (犬が怖い)
famous for〜で有名famous for sushi (寿司で有名)

今回のゴール

  • 主要な形容詞+前置詞パターン (good at / afraid of など) を使い分けられる。
  • 意味によって前置詞が変わる形容詞を正しく選べる。
  • 感情・技能・責任などの話題を自然な英語で表現できる。

主要な形容詞+前置詞パターン (good at / afraid of など) を使い分けられる

文法ルール

形容詞 + 前置詞のパターンは、good at (〜が得意)、interested in(〜に興味がある)、afraid of(〜が怖い)、responsible for(〜に責任がある)、famous for(〜で有名)など、決まった組み合わせで使います。前置詞を間違えると意味が通じないため、セットで覚えることが重要です。

例文

I'm really interested in Japanese history.

私は日本史にとても興味があります。

解説: interested in は趣味や学習テーマを紹介するときに便利なパターンです。

She's good at cooking.

彼女は料理が得意です。

解説: good at はスキルや技能について話すときに使います。good in ではありません。

The city is famous for its hot springs.

その町は温泉で有名です。

解説: famous for は観光紹介や特徴を説明するときに頻出の組み合わせです。

意味によって前置詞が変わる形容詞を正しく選べる

文法ルール

同じ形容詞でも、対象が人か事かで前置詞が変わる場合があります。angry with(人に怒っている)/ angry about(事に怒っている)のように、文脈に応じて使い分けます。テーマごとに整理すると覚えやすくなります。

例文

She's proud of her team for winning the prize.

彼女はチームが賞を受けたことを誇りに思っています。

解説: proud of + 人/物 で「〜を誇りに思う」と表現します。

I'm angry with him about the delay.

私は遅延について彼に怒っています。

解説: angry with(人)+ angry about(事)のように使い分けます。

They are satisfied with the results.

彼らは結果に満足しています。

解説: satisfied with は結果や成果について満足を表すときに使います。

感情・技能・責任などの話題を自然な英語で表現できる

文法ルール

形容詞+前置詞パターンは、感情(excited about / worried about)、技能(good at / bad at)、責任(responsible for)、対人関係(kind to / polite to / rude)など、テーマ別に整理して覚えます。例文を声に出して練習すると、会話で自然に使えるようになります。

例文

I'm excited about the trip next week.

来週の旅行が楽しみです。

解説: excited about は将来の出来事への期待を表します。

He is responsible for the project.

彼はそのプロジェクトに責任があります。

解説: responsible for は仕事や役割の責任を表すときに使います。

She is always kind to everyone.

彼女はいつもみんなに親切です。

解説: kind to / polite to / rude to など、対人関係の形容詞は前置詞 to を使います。

つまずきポイント集

I'm good in basketball.

I'm good at basketball.

解説: スキルは good at。good in は教室や科目など限定的な場面。

She's interested on fashion.

She's interested in fashion.

解説: 興味の対象は interested in。on を使うと不自然になります。

They're afraid from spiders.

They're afraid of spiders.

解説: 恐怖の対象には afraid of です。from ではなく of を使います。

He's famous with his movies.

He's famous for his movies.

解説: 有名な理由は famous for です。with ではなく for を使います。

I'm proud for my son.

I'm proud of my son.

解説: 誇りの対象は proud of です。for ではなく of を使います。

She's bad in cooking.

She's bad at cooking.

解説: 技能の不得意は bad at です。good at と同じく、in ではなく at を使います。

まとめ

  • 形容詞+前置詞はセットで覚え、意味のまとまりごとに整理する。
  • 同じ形容詞でも対象が人か事かで前置詞が変わる場合がある。
  • 例文を声に出して定着させると会話で自然に使える。

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