強調を表す very / really / so / quite の違い・使い分け
very ・ really ・ so ・ quite はどれも「とても・本当に」と訳せる強調語ですが、 話し手の感情の強さや組み合わせる形容詞の種類で使い分けます。 中立に強めるのが very、感情を込めるなら really か so です。
4語のニュアンス比較
中立・主観・感情爆発の度合いで使い分けます。 quite は組み合わせる形容詞によって強さが変わるため特に注意が必要です。
very を使うとき
一番 中立的 な強調語です。書き言葉・口語どちらでも自然です。 形容詞・副詞の前に置きます。感情の温度は出さず「程度が高い」事実だけを伝えます。
例文
This soup is very hot.
このスープはとても熱いです。
He runs very fast.
彼はとても速く走ります。
really を使うとき
主観や驚き を込めた「本当に」です。 very より感情的で、 口語で頻出です。 動詞も強められる (really like / really want) ところが very と違うポイントです。
例文
I really like this song.
この曲、本当に好きです。
She is really kind.
彼女は本当に優しいです。
Are you really going to quit?
本当に辞めるつもりですか?
so を使うとき
感動・驚き・愛情などの 感情を爆発 させるときの「すごく」です。 後ろに that 節を続けて「とても〜なので…」も作れます。 口語で女性・若者がよく使う傾向があります。
例文
I'm so happy to see you!
あなたに会えてすごく嬉しい!
It was so cold that I couldn't move.
とても寒くて動けませんでした。
quite を使うとき
組み合わせる形容詞の種類 で強さが変わるので要注意です。 good や tired のように 程度に幅がある 形容詞につくと「まあまあ」と控えめな意味になりやすく、 amazing や delicious のように それだけで極端な意味を持つ 形容詞につくと「本当に・完全に」という強い意味になりやすいです。 特にイギリス英語ではこの使い分けが意識される傾向があります。
例文
This cake is quite good.
このケーキはまあまあ美味しいです。
This cake is quite amazing.
このケーキは本当にすばらしいです。
間違えやすいポイント
I very like this song.
I really like this song.
very は動詞を直接強められません。動詞を強めたいときは really を使います。
This cake is quite delicious!
This cake is absolutely delicious!
delicious のように「それだけで極端な意味を持つ」形容詞に quite をつけると、特にイギリス英語では「まあまあ」という控えめな意味に聞こえることがあります。強く褒めたいときは absolutely や really を使うと誤解がありません。