「〜前」を表す ago / before の違い・使い分け
ago の基準は「今」、before の基準は文中や会話で示された時点です。日本語ではどちらも「〜前」と訳せるため、何を出発点に時間を戻すかで選びます。
使い分け早見表
ago は期間の後ろに置き、基本的に過去形と使います。before は before dinner や before I left のように、名詞や文を続けることもできます。
ago を使うとき
今から過去へさかのぼる長さを示します。three years ago のように「期間 + ago」の順に置き、終わった過去の出来事なので通常は過去形と組み合わせます。
ago を使うときの例文
I moved here three years ago.
- 私は3年前にここへ引っ越しました。
She called me ten minutes ago.
- 彼女は10分前に私へ電話しました。
before を使うとき
ある時点や出来事より前を表します。基準は過去・現在・未来のどれでもかまいません。過去のある時点よりさらに前なら、過去完了と組み合わせることがあります。
before を使うときの例文
Wash your hands before dinner.
- 夕食前に手を洗ってください。
I had met her once before.
- 私はそれ以前に一度彼女に会ったことがありました。
表現で変わる意味・ニュアンス
次の表現はどちらも使えます。伝えたい内容や場面に合わせて選びましょう。
She left two hours ago.
He said she had left two hours before.
ago は話している今から2時間前です。before は、he said が表す過去の時点からさらに2時間前を示します。
間違えやすいポイント
She arrived ago three days.
She arrived three days ago.
ago は時間の長さを表す語句の後ろに置きます。
I have seen him two days ago.
I saw him two days ago.
two days ago は終わった過去の時点を示すため、現在完了ではなく過去形を使います。
I started this job three years before.
I started this job three years ago.
今から3年前と言いたいなら ago です。before を使うには、何より前なのかが文脈で分かる必要があります。